先日、地鎮祭を催行しました。お施主様にとっては、ほぼ一生に一度のこと、身内での挙行とはいえ、皆さん結構緊張されるみたいです。
地鎮祭は、神前の儀式ですから、私見ですが昔々は相当、位の高い人々だけが行った儀式に違いありません。それを今は庶民の我々が自宅を建てる時に行えるわけですから、本来は相当な(高貴で有り難い)ことなのだと思います。
そのことをいつも、私は秘かに噛み締め祭壇に向かいます。儀式の始めに降神の儀という節があり、神主様がお声を天に向かって張り上げるのですが、実際に着物をまとった神様が降りてくる様子が、目に浮かぶ様です。
心からお祝い申し上げます。